素材紹介Ingredients

コメスフィンゴ糖脂質[セラミド]Rice Sphingoglycolipds

コメスフィンゴ糖脂質[セラミド]は、保湿等の美容効果の他、脂肪燃焼効果や免疫力増加作用があり、食品や化粧品用途にご利用いただける注目の機能性素材です。食品添加物用途でも利用されています。

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コメスフィンゴ糖脂質[セラミド]

植物由来の高純度セラミド原末

当社は、世界で初めて国産米ぬか・米胚芽より、高純度コメスフィンゴ糖脂質[セラミド]原末を抽出精製することに成功し、以来長年にわたり機能性の研究を行ってきました。現在では、コメスフィンゴ糖脂質[セラミド]を食品、食品添加物、化粧品など、さまざまな用途にご利用いただいています。

コメスフィンゴ糖脂質[セラミド]は、親水基のスフィンゴイド塩基と親油基の脂肪酸からなるセラミドにグルコースが結合していることで、グルコシルセラミドとよばれています。

特に、保湿機能を発揮する成分といわれ、現在では、生体内における生理的役割や新たな機能性に関する研究が盛んに行われ、多方面より注目されている期待の機能性素材です。

植物由来の高純度セラミド原末

セラミドは、古くからヒトの皮膚や牛脳など、動物、植物、両生類、水生生物、微生物などに広く分布することが知られており、種々の構造式をもつセラミドが発見されています。

構造式構造式

コメスフィンゴ糖脂質【セラミド】の機能性

セラミドは、細胞膜などの構成成分として知られています。特に、ヒトの皮膚角質細胞間脂質の40~60%を占め、ラメラ構造をとって皮膚のバリア機能を担っています。近年では、細胞分化、増殖、アポトーシス誘発に関与するシグナル伝達分子として働くことや、中性脂肪の分解、抗腫瘍活性、免疫賦活作用1)なども明らかにされています。外用や経口による皮膚に対する保湿、うるおい効果から、化粧品や食品用途としても注目されています。また、脂肪酸の分解、解糖系に対する作用2)など、新しい生理活性が明らかになってきています。

組成比較

安全性データ

セラミドは、細胞膜などの構成成分として知られています。特に、ヒトの皮膚角質細胞間脂質の40~60%を占め、ラメラ構造をとって皮膚のバリア機能を担っています。近年では、細胞分化、増殖、アポトーシス誘発に関与するシグナル伝達分子として働くことや、中性脂肪の分解、抗腫瘍活性、免疫賦活作用1)なども明らかにされています。外用や経口による皮膚に対する保湿、うるおい効果から、化粧品や食品用途としても注目されています。また、脂肪酸の分解、解糖系に対する作用2)など、新しい生理活性が明らかになってきています。

急性毒性 経口 マウス 2000mg/kg/日×2日で異常なし
皮膚刺激性 なし
亜急性毒性 経口 ラット 13週 1000mg/kg/日以上で異常なし
小核試験 経口 マウス 2000mg/kg/日×2日で異常なし

参考文献

  1. 「iNKT細胞活性化剤」オカヤス、群馬大学 江本正志先生
    (特開2010-270104)
  2. 「DNAマイクロアレイ解析を用いたコメ糠由来スフィンゴ糖脂質画分の食品機能評価」城西大学 和田政裕先生、
    日本食品化学工学会誌
    (2007年12月)
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