血中コレステロールや中性脂肪を抑える働きがあり、健康志向の一般食品(菓子・麺類等)への使用がおすすめです。
わが国では古来より玄米を食してきましたが、近年お米に含まれる生理活性物質が大きくクローズアップされています。
玄米由来の米胚芽・米糠から得られる米油には、コレステロ-ル低下作用のあることはよく知られ、その作用にはステロ-ル類やγ-オリザノールが関与しているものと考えられています。米油には大豆油のおよそ5倍ものステロ-ルが含まれていて、種々の植物油の中でもステロール類を最も豊富に含む機能性油といっても過言ではありません。
オカヤスでは、米油を原料とし、従来の大豆ステロ-ルに代表される植物ステロ-ルとは全く異なるステロ-ル組成を持った「玄米胚芽ステロール」を開発いたしました。
「玄米胚芽ステロール」に含有されているステロール成分の組成をガスクロマトグラフにより分析しました。
玄米胚芽ステロールには、他の植物ステロールには含まれない、24-メチレンシクロアルタノールが高濃度に含まれています。
玄米胚芽ステロールFSPは熱安定性に優れ、食品加工に適した素材です。
玄米胚芽ステロールFSPを100℃、140℃にて加熱したところ、その純度は加熱前と同等でした。